【剣盾S34 最終62位】双璧ムゲンダイナ軸

こんにちは。こころと申します。

 

シーズン35お疲れ様でした。

 

剣盾ランクマッチも終わりということで、記念に記事を残します。

 

【S34 S35使用構築】

 

 

【構築のコンセプト】

 

•選出の固定により再現性のある対戦を行う

 

•壁下で最低限のサイクルを行い積む機会を作る

 

【構築経緯】

友人から壁ムゲンダイナ+弱点保険ゼクロムの並びが強いと教えてもらい、実際に使用したところ使用感が良かったため、壁ムゲンダイナを軸として構築を組み始めた。

 

ゼクロムをエースとして採用していく中で、電気・竜の技の一貫性が無いことを弱みとして感じ、積みエースとして幅広い禁伝を相手にできるポケモンを探したとき、HBダイスチルゼルネアスが適任だと思い採用。

 

ムゲンダイナゼルネアスの並びだとザシアンに破壊されるので、受けとしてネクロズマ日を採用。実際にこの3体の選出が幅広い構築を相手にできていたため、補完枠を考え始めた。

 

ゼルネアスが通らないネクロズマ日 ナットレイ入りに対して役割を持てるジガルデを採用。

 

ルギアに対して役割を持てるゼクロムを採用。

 

ここまでバドレックス黒の通りがやばいためイベルタルを採用。

 

構築が完成した。

 

並びの時点で少しでも相手からの型の誤認を誘えるよう

ムゲンダイナイベルタルネクロズマ日のサイクル風に見せた(見せただけ)

 

 

【個体解説】

※採用順

 

ムゲンダイナ

ムゲンダイナ@光の粘土

性格:臆病

特性:プレッシャー

実数値:217(12)-X-122(52)-189(188)-116(4)-200(252)

技構成:ダイマックス砲 火炎放射 リフレクター 光の壁

 

調整意図

HB→リフレクター下でA244ザシアンの巨獣斬×2+電光石火をほぼ耐え

HBD→壁化で特化珠イベルタルのダイジェット+ダイアークを(物理・特殊ともに)ほぼ耐え

C→火炎放射×2でH252D4ザシアンを90.6%で確2

S→最速

 

構築の軸であり、選出率99%、先発率99%を誇った。

 

基本的に目の前に対して壁を張り裏に繋ぐ。

ムゲンダイナより遅いザシアンに対して滅法強く、リフレクターを貼ると相手が耐久型と誤認することが多く剣の舞を積んでくるケースが多い。そこに想定外の火力を押し付けることによりリフレクター→巨獣斬→火炎放射→剣の舞→火炎放射でHPを半分以上残したままザシアンを処理できる動きが強かった。

 

速い、堅い、強いの三拍子が揃った最強のポケモンだった。

 

 

ゼルネアス

ゼルネアス@パワフルハーブ

性格:図太い 

特性:フェアリーオーラ

実数値:219(76)-X-161(252)-151-118-134(116)

技構成:ドレインキッス ラスターカノン かみなり ジオコントロール

 

調整意図

H→なるべく高く(残り)

B→特化

S→準速マンムー抜きディアルガ抜き、遅いディアルガ意識(GSルールの個体を流用)

 

本構築のエース

HBゼルネアスにすることによりに対して強くなり、を相手にできるように雷を採用した。

壁を貼ることにより異常耐久、異常火力の化け物になり、ダイマックスを使わずともドレインキッス連打により、相手は削れて行く中でこちらはどんどん回復していく現象が起きた。もはやこのポケモンの強さを述べるまでもないが、改めてこのポケモンは化け物だと感じた。

 

 

ネクロズマ日

日食ネクロズマ@万能傘

性格:生意気

特性:プリズムアーマー

実数値:204(252)-177-148(4)-133-177(252)-87

技構成:アシストパワー メテオドライブ コスモパワー 月の光

 

調整意図

HD→全振り C202カイオーガのしおふきが106-126ダメージ(51.9%-61.7%)

B→残り

 

最強の盾。

 

ザシアン受けとして採用したが、カイオーガに役割を持てるようにHD特化万能傘での採用。ここまでカイオーガに厚くすることにより、C202カイオーガのしおふきを光の壁がなくとも対面からコスモパワーで起点にすることができ、本来の有利不利が逆転する。初手のムゲンダイナvsカイオーガで相手のスカーフが分かった場合、れいとうビームネクロズマで受けダイマックスを誘い、実際にダイマックスをされた場合にも枯らすことができた。一度でもコスモパワーを積むことができれば黒バドレックスを含むほとんどのポケモンに対して対等に戦うことができた。

 

また、ネクロズマ日vsカイオーガの場面で、こちら視点はネクロズマザシアンとカイオーガどちらも起点にできるため、vs対面で雑にジオコンを押したり突っ張ったりしたが、ネクロズマ引き読みでカイオーガに釣り交換をしてくる相手が多く、ゼルネアスザシアン対面ジオコントロールがかなり決まってイージーを取れた。

 

ジガルデ

ジガルデ@命の珠

性格:陽気 

特性:スワームチェンジ

実数値:184(4)-152(252)-141-X-115-161(252)

技構成:サウザンアロー 逆鱗 身代わり⇔馬鹿力 竜の舞

 

調整意図

H→残り

AS→全振り

 

残飯を珠に変えた相棒。

 

壁と合わせる事で異次元の耐久力を発揮しながら、竜の舞を積むことで相手の構築を破壊した。終盤数を増やしていたの並びに対しても強く、禁伝・幻環境において珠ジガルデが刺さっている構築が多かったため、終盤はゼルネアスよりも信頼してジガルデを出すことが多かった。

 

当初はホウオウナットを破壊するために馬鹿力を採用していたがの宿木の種や構築単位で重いルナアーラその他状態異常に対して非常に重宝する身代わりとした。

 

リフレクターの前ではザシアン対面で平気に竜の舞を積んだ。

 

 

ゼクロム

ゼクロム@弱点保険

性格:陽気 

特性:テラボルテージ

実数値:175-198(220)-145(36)-X-120-156(252)

技構成:雷撃 ドラゴンクロー ダブルウィング 竜の舞

 

調整意図

A→残り

B→ダイマ時にA244ザシアンのじゃれつく+電光石火を確定耐え

S→特化

 

陰キャ狩り。

ダイドラグーン+弱点保険により本来不利を取るグラードン に対しても対等に戦うことができる。電気技と竜技の一貫に関しては、裏のポケモンの予測や試合状況を考慮しながら最大限択を合わせるように努めた。特に語ることがないが、構築で一番破壊力があった。

 

リフレクター前ではザシアン対面で平気に竜の舞を積んだ。(その2)

 

 

イベルタル

イベルタルこだわりスカーフ

性格:臆病

特性:ダークオーラ

実数値:219(140)-135-115-151-136(140)-162(228)

技構成:イカサマ 悪の波動 挑発 追い風

 

調整意図

HD→C217黒バドレックスのアストラルビット+ダイフェアリーを確定耐え

S→最速95族抜き(キュレム黒 意識)

 

鳥。

 

スカーフ+イカサマの採用により、黒バドを受けながら裏のザシアンまで貫くことができる。黒バドレックスに後投げ→ザシアン引き→イカサマ→イカサマによりザシアンを倒す動きが強力であった。また、相手視点ではこちらのイベルタルがスカーフかどうかの判定ができていないため、ザシアンで一度イカサマを受け→ネクロズマ交換読み黒バドレックスに釣り交換をしてくる相手が一定数いたため、イカサマを連打するだけでを2体とも処理できるケースがしばしばあった。

 

構築単位で重いキュレム黒 に対して、相手がS+1の状態でもイカサマを打ち込むことができ、大きく削りを入れることができた。

イカサマしかほぼ打たないため雰囲気で挑発を採用したが、朝6時に500位の初手ダイマディアルガ+バタフリーに嵌められかけたが、眠らされた次ターンに蝶の舞に合わせてイベルタルを投げ、スカーフ挑発+ダイマックスにより勝利を収めることができたので、採用して良かった。

 

個人的にイベルタルは使用を苦手としたポケモンであったが、この構築において一番使用感が良いポケモンだった。

 

【選出】

 

基本選出

 

ムゲンダイナゼルネアスネクロズマ日

 

vsネクロズマ日ナットレイ

ムゲンダイナジガルデ+@1(ネクロズマ日

 

vsルギア

ムゲンダイナゼクロム+@1(ネクロズマ日

 

vsバドレックス黒

ムゲンダイナイベルタル+@1(ネクロズマ日

 

役割対象が複数体いる場合(例)

vsルギアバドレックス黒       

 

vsホウオウナットレイバドレックス黒

ムゲンダイナジガルデイベルタル

 

それぞれの役割対象を選出するがが重くなりがちなので、リフレクターを張ることを意識する。

 

vs受けループ

 

ジガルデネクロズマ日+@1

ジガルデのダイマックスで数的有利をとり、ネクロズマTODする。

 

苦手なポケモン

 

+

崩せるポケモンゼクロムしかおらず、ナットレイに対しては不利を取ってしまう。

 

電磁波

ムゲンダイナの起点作成阻止、ゼルネクロに電磁波が入ってしまうと展開が悪くなる。

 

【結果】

 

TN こころ 

S34 最終62位

 

 

TN Penguin rush 

S35 最終180位

 

 

 

【後語り】

S34においては構築が環境に刺さっておりそこそこ勝てたが

S35においては電磁波持ちが爆増したため、環境の変化に対応することができずあまり勝ちきれなかった。

 

終盤数多くいた並びである

に含まれるポケモンが1体もいない稀有な構築であったが

それぞれのポケモンが明確な役割を持っていたため、採用率の高い禁止伝説に対しても対等に戦うことができた。

 

 

【最後に】

 

S8から剣盾を始めて、S35まで楽しむことができました。

 

ポケモンを通じて皆様と繋がれたことが嬉しいです。

 

9世代でもよろしくお願い致します。

 

 

 

【Supecial Thanks】

 

日頃から僕と関わってくださるすべての皆様

 

ではまた。